原発被災地再生を問うPJ


更新日:2019/08/31

福島県南相馬市,川内村,葛尾村を訪問。2年生2人,ゼミOBの1人とともに。南相馬市では,地域安全学会の東日本大震災特別ワークショップに参加。田中が研究発表を行いました。その後,葛尾村に移動し,まちづくり公社が運営を引き継いだ宿泊施設せせらぎ荘に宿泊。翌日は,葛尾村復興交流館の館長にインタビュー,村内の公営住宅などを視察。川内村に移動し,長く避難指示が継続した原発20km圏内の毛戸地区・区長宅を訪問,インタビュー。夜は,営業を再開された旅館,小松屋さんに宿泊。3日目は富岡町から バリケードに覆われた 国道6号を通過,福島第1原発を横目に浪江町へ。被害のようすが残る請戸小学校を見学し,ふたたび国道6号を通って川内村,最終目的地の郡山市,若宮前仮設住宅団地へ。ほとんど入居者のいなくなった団地は,一部撤去も進み,閑散としていました。そんな中,路上で倒れている人を学生の一人が発見。寝ているだけ?と思いましたが,気になって引き返しました。別の学生が車をおりて声をかけたところ,反応はあるが立ち上がれないようす。みんなで身体を支えてあげて,ご自宅まで。灼熱のなか,どれくらい倒れておられたのか不明ですが,放っていたら熱中症で生命にかかわっていたはず。ほんと気づいてよかった。見つけてくれた学生,率先して声をかけにいってくれた学生に感謝。


« »

   


COPYRIGHT © 2018 Masato TANAKA. All RIGHTS RESERVED