東日本大震災復興調査PJ


更新日:2018/09/07

2018年度日本建築学会大会@東北大学にあわせて,東松島市での調査を実施。1日目は,浸水エリア内でデイサービス等の事業を継続され,住まいは高台に移転されたI氏を訪問。今回も東北放送K氏が仲介・案内役を引き受けてくださる。浸水エリア内~高台を見学,途中,I氏のお知り合いだという災害公営住宅にお住まいの方をアポなし訪問。いつもこんな感じでいろんな人が訪ねてくるのでいいよ,と歓迎していただく。夜は東北放送Kさんと宮城大のS先生と食事。

2日目は学会発表。仮設住宅での「孤独死」の実態,阪神・淡路と東日本の比較。建築研究所M先生,東北大学T先生・O先生から質問・感想をいただきました。ありがとうございます。夜は東京大学都市工学科の学生3人と関学のO先生と駅前~いろは横丁。3日目は研究協議会(都市計画)に顔を出し,途中からは大阪大学大学院修士1年のEさんと仙台市内まちあるき。青葉城跡~広瀬川~青葉通~戦災復興記念館~フラットホワイトコーヒー~文化横丁・いろは横丁。夜は東北大学のL先生と日本酒三昧。

最終日未明,北海道を震源とした大地震発生。仙台も揺れ,目が覚める。その後,寝付けず。午前中,滞っている仕事を片付け,午後は4年ゼミ生と合流。知人の東京大学の修士1年生とともに,ふたたび東松島調査へ。防災集団移転団地に移転再建されたおひとり暮らしの男性宅を訪問。どのようにして,新しい場所で暮らしを定着させていくのか,少しだけ分かったような気がしました。

今回もたくさんの方にご協力をいただき,貴重な調査となりました。ありがとうございました。


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