研 究 実 績 一 覧
著書・訳書
福島復興の視点・論点――原子力災害における政策と人々の暮らし,明石書店(共著・編著(代表編著を除く))2024/2
災害復興学事典,朝倉書店(共著・編著(代表編著を除く))2023/9
減災・復興政策と社会的不平等――居住地選択機会の保障に向けて,日本経済評論社,2022/2
<復興デザイン会議・復興研究論文賞最優秀論文集賞>
→→→本書の合評会を企画いただきました。合評会|回答集をここにアップしています
Destruction and renaissance of the urban space, Creating and dismantling urban policy: from the perspective of Japan’s modernization and repeated natural disasters, in Inoue, N. and Orioli, V.(Eds), Bologna and Kanazawa: Protection and valorization of two historic cities, Boronia University Press., 2020. (PDF)
復興から日常へ,関西学院大学出版会(代表編著)2019/3
防災・減災・復旧・復興 Q&A: 大災害被災者支援の経験から,東方出版(共著・編著(代表編著を除く))2018/11
深化する居住の危機―住宅白書〈2014‐2016〉 ,ドメス出版(共著・編著(代表編著を除く)) 2016/12
災害対応ハンドブック,法律文化社 (共著・編著(代表編著を除く)) 2016/05
復興と居住地移動,関西学院大学出版会(代表編著) 2016/01
大震災20年と復興災害,クリエイツかもがわ (共著・編著(代表編著を除く)) 2015/01
これからの住まいとまち 「住む力」をいかす地域生活空間の創造,朝倉書店 (共著・編著(代表編著を除く)) 2014/04
リジリエント・シティ 現代都市はいかに災害から回復するのか?,クリエイツかもがわ (共著・編著(代表編著を除く)) 2014/01
住宅白書2011-2013 東日本大震災 住まいと生活の復興,ドメス出版 (共著・編著(代表編著を除く)) 2013/06
博士論文(神戸大学)
被災市街地の復興過程におけるコミュニティの分解と再生に関する研究,「社会的孤立」の発生要因の分析を通して,神戸大学,2007/03(単著) <日本都市計画学会論文奨励賞>
論文(査読付)
被災地の公的住宅セーフティネットにおける「孤独死」の実態と空間特性の影響――阪神・淡路大震災と東日本大震災の事例を通して,都市住宅学会研究発表論文集,2022(単著)
原発被災地における居住者の帰還実態とその論点,福島県双葉郡川内村旧避難指示区域の事例,地域安全学会論文集No.35,271-278,2019(単著)
都市型土砂災害における被災者の再定住地選択の実態とその背景,2014 年広島土砂災害の事例,地域安全学会論文集No.33, 2018/11(単著)
原発被災地における居住者の帰還プロセスの実態とその背景,福島県双葉郡川内村の事例,地域安全学会論文集No.31,137-146,2017/11(単著)
原発被災地における居住者の避難プロセスと帰還/移住選択困難性の背景,福島県川内村荻・貝の坂地区の事例,地域安全学会論文集 No.29 (単著) 2016/11
津波被災リスク下にある歴史的景観地区コミュニティの移転意識の構造に関する研究,和歌山県海南市黒江・船尾地区の事例,地域安全学会論文集27,129-136頁 (単著) 2015/11
被災リスク下にある歴史的景観地区コミュニティの居住継続意識とその支持要因,和歌山県海南市黒江・船尾地区の事例,日本建築学会計画系論文集(711),1169-1178頁 (単著) 2015/06
再被災リスク下にある集落への居住者の帰還実態とその背景,台風12号豪雨災害後の十津川村の経験から,地域安全学会論文集24,141-149頁 (単著) 2014/11
南海・東南海地震の激甚被害が想定される沿岸地域の自主的な高所移転の実態とその背景,地域安全学会論文集21,251-258頁 (単著) 2013/11
沿岸地域居住者の津波災害リスク認知と高所移転意向に関する研究,和歌山県串本町の事例を通して,地域安全学会論文集18,495-502頁 (単著) 2012/11
復興都市計画による市街地再編と居住実態の変容に関する研究,阪神・淡路大震災における神戸市長田区の事例,日本災害復興学会論文集(2),9-18頁 (共著) 2012/03
被災市街地の住宅セイフティネットにおける「孤独死」の発生実態とその背景,阪神・淡路大震災の事例を通して,地域安全学会論文集15,437-444頁 (共著) 2011/11
集団移転事業による居住者の移転実態とその背景,新潟県中越地震における長岡市西谷地区及び小高地区の事例,日本建築学会計画系論文集(665),1251-1257頁 (単著) 2011/07
集団移転による被災集落の分割実態とその影響,新潟県長岡市西谷地区の事例を通して,地域安全学会論文集13,463-470頁 (共著) 2010/11 <地域安全学会論文奨励賞>
応急仮設住宅における「孤独死」の発生実態とその背景,阪神・淡路大震災の事例を通して,日本建築学会計画系論文集(654),1815-1823頁 (共著) 2010/08
被災離島集落の復興事業による空間特性の変化と生活への影響に関する研究,福岡市玄界島の事例を通して,地域安全学会論文集11,329-338頁 (共著) 2009/10
災害復興公営住宅における「孤独死」の発生実態と居住環境の関係,阪神・淡路大震災の事例を通して,日本建築学会計画系論文集(642),1813-1820頁 (共著) 2009/08 <日本建築学会奨励賞>
用途混在地区の復興区画整理事業における転出実態とその背景,神戸市御菅西地区におけるケーススタディ,日本建築学会計画系論文集(629),1529-1536頁 (共著) 2008/07
市街地復興事業による空間再編システムと近隣関係の変化に関する研究,阪神・淡路大震災における御菅地区の事例を通して,日本建築学会計画系論文集(618),65-72頁 (共著) 2007/08
復興土地区画整理事業による市街地空間の再編とその評価に関する研究,阪神・淡路大震災における御菅地区の事例を通して ,日本建築学会計画系論文集(618),57-64頁(共著) 2007/08
災害復興公営住宅入居世帯における居住空間特性の変化と社会的「孤立化」,阪神・淡路大震災の事例を通して,日本建築学会計画系論文集(611),109-116頁 (共著) 2007/01
被災市街地における住宅・市街地特性の変化と居住者の「孤立化」に関する研究,尼崎市築地地区の市街地復興事業を通して,日本建築学会計画系論文集(605),119-126頁 (共著) 2006/07
論文(査読なし)
田中正人(2023)「原子力災害に対して住宅政策は何をすべきか?――長期避難生活のもとで,生活拠点の流動性と複数性を保障することの意味」日本建築学会原発長期災害対応特別研究委員会『原発事故による長期的放射能影響への対策のための建築学会提言案』66-71
田中正人(2023)「被災地の公的住宅セーフティネットでの「孤独死」の発生および発見プロセス――東日本大震災における岩手県内の建設型仮設住宅の場合」『地域安全学会東日本大震災特別論文集』No.11
田中正人(2023)「「近代復興」を終わらせることはできるか?――「公共の福祉」と被災者一人ひとりの主体的実践の権利」『都市計画』363,26-31
自然災害と原発災害、それぞれの住宅政策の課題――災害復興過程における居住地選択機会はなぜ縮小するのか?,追手門学院大学地域創造学部紀要,8巻,93-107,2023(単著)
災害復興における住宅政策の課題――「Build Back Better主義」をいかに乗り越えるか?,住宅会議,116号,22-25,2022(単著)
災害公営住宅は被災者の孤立にどうアプローチすべきか?,住宅会議,115号,14-19,2022(単著)
災害復興における「安全基準」と「生活水準」の二律背反性,追手門学院大学地域創造学部紀要,7巻,123-137,2022(単著)
原発被災地への帰還者の再定着過程とその実態――福島県双葉郡川内村旧避難指示区域の事例,日本建築学会学術講演梗概集,2022年度,85-86,2022(単著)
避難行動を日常化する――激甚水害の経験が事前避難の意識と行動に与えた影響,DRI調査研究レポート,vol. 50,113-125,2021(共著)
東日本大震災における「孤独死」の発生実態――宮城県の応急仮設住宅および災害公営住宅の事例,2021日本建築学会大会学術講演梗概集,311-312,2021(単著)
東日本大震災における「孤独死」の発生実態,2020年度日本建築学会大会(関東)研究発表梗概集,2020(単著)
Disaster Risk and Community: Growing Inequality in the Disaster Cycle, Bulletin of the Faculty of Regional Development Studies, Otemon Gakuin University Vol.5, 85-104, 2020(単著)
「災害サイクル」における不平等の拡大とリスク分配の逆進性,追手門学院大学地域創造学部紀要Vol.4,2019/03(単著)
The Possibility of Conserving and Handing Down Urban Landscape by Means of Participatory Community Building, A Case of Ninenzaka District in Higashiyama Ward, Kyoto,追手門学院大学地域創造学部紀要Vol.4,2019/03(単著)
被災地の「孤独死」問題からみた生活空間デザインの課題,2018年度日本建築学会大会都市計画部門研究協議会「復興まちづくりと空間デザイン技術」,89-92,2018(単著)
土砂災害リスクと土地利用規制の論点,2014年広島豪雨の経験から,日本住宅会議(105),21-14,2018/10(単著)
応急仮設住宅における「孤独死」の発生実態,阪神・淡路大震災と東日本大震災の事例,日本建築学会学術講演梗概集2018(建築計画オーガナイズドセッション),2018/9(単著)
被災地の「孤独死」問題からみた生活空間デザインの課題,日本建築学会都市計画委員会,復興まちづくりと空間デザイン技術,2018年度日本建築学会大会(東北)都市計画部門研究協議会資料,2018/9,89-92(単著)
災害復興過程におけるコミュニティ維持の条件とその意味,追手門学院大学北摂総合研究所所報Vol.2,59-73,2018/03(単著)
災害リスクと定住のゆらぎ,減災・復興過程における不平等拡大の背景,追手門学院大学地域創造学部紀要Vol.3,15-36,2018/03(単著)
災害リスク/居住地選択/リジリエンス,紀伊半島大水害・十津川村の経験に学ぶ,日本災害復興学会誌,復興,第19号(Vol.8 No.1),36-45,2017/7(単著)
応急仮設住宅における「孤独死」の発生実態とその背景,東日本大震災における宮城県の事例を通して,地域安全学会東日本大震災連続ワークショップ2017 in 釜石,19-22,2017(単著)
東日本大震災における災害公営住宅入居者の社会関係の変容実態,日本建築学会学術講演梗概集 2017(都市計画),525-526,2017/08(単著)
原発被災地における居住者の帰還実態とその背景, 福島県双葉郡川内村の事例,追手門学院大学地域創造学部紀要Vol.2 (単著) 2017/03
中山間地域災害における災害公営住宅の集落別分散供給計画の評価,新潟県中越地震から10 年後の川口町の事例を通して,日本災害復興学会2016年度学会大会予稿集(単著) 2016/09
原発被災地における居住者の移動実態と再定住地選好の論点,福島県川内村荻・貝の坂地区の事例を通して,日本建築学会大会論文梗概集(単著) 2016/08
被災リスク下にある歴史的景観地区コミュニティの移転意向と生活行動実態,和歌山県海南市黒江・船尾地区の事例を通して,日本建築学会大会論文梗概集 (単著) 2015/09
「災害孤独死」をいかに防ぐか,日本住宅会議(93),10-11頁 (単著) 2015/02
「災害孤独死」とはなにか,日本災害復興学会誌,復興,第12号(Vol.6 No.3),65-72,2014/12(単著)
被災集落における避難プロセスと再定住地の選択肢形成の関係,台風12 号豪雨災害後の十津川村の事例を通して,日本建築学会大会論文梗概集35-38頁 (単著) 2014/09
社会関係の維持を可能にする集落空間再編の条件,南海・東南海地震による激甚被害が想定される沿岸集落の事例研究,住宅総合研究財団研究論文集39,143-154頁 (共著) 2013/03 <住総研・研究選奨>
災害復興過程における居住者の移動実態とその背景,神戸山手大学紀要(14),109-127頁 (単著) 2012/12
南海・東南海地震による激甚被害が想定される沿岸地域居住者のコミュニティと高所移転意向,和歌山県串本町におけるケーススタディ,日本災害復興学会大会(2012・福島)2012/10(単著)
被災市街地における住宅セイフティネットの構築に関する研究,応急仮設住宅・復興公営住宅での「孤独死」の実態を通して,住宅総合研究財団研究論文集(35),363-374頁 (共著) 2010/03
被災市街地における住宅・市街地特性の変化と近隣関係の継承に関する研究,芦屋市若宮地区の事例を通して,神戸大学自然科学研究科紀要(25),139-148頁(共著) 2007/03
社会的孤立/コミュニティ/空間,ソシアル・ミックスと近隣ネットワークの構造に関する研究,(財)21世紀ヒューマンケア実践研究支援事業成果報告書(平成16年度)157-170頁 (共著) 2005/03
ポスト阪神大震災の風景,住宅会議(50),34-38頁(単著) 2000/10
A Study on Change of Residential Environment on Artificial Island Cities,Memoirs of the Faculty of Engineering, Kobe Univ.(40),pp.25-40 (共著) 1993/11
その他
原発被災地への再定着過程が問いかけるもの,建築士,71巻837号,32-35,2022(単著)
被災地再生へのまなざし,何を変えずに残すのか?,都市問題(第111巻第11号),後藤・安田記念東京都市研究所,4-10,2021(単著)
これまでの研究テーマのことなど,地域安全学会ニューズレター,No.104,37-39,2018/8(単著)
大規模災害にいかに備えるか,第45回「都市問題」公開講座パネルディスカッション,都市問題2017年8月号,2-31頁 (共著) 2017/08
神戸,福島,熊本の被災地から,いけ花文化研究(4),84-86頁 (単著) 2016/12
災害リスクと住まいの移動をめぐって,沼津,仙台,串本から,安住処,日本住宅会議関西会議(単著)2013/11
被災地の住宅セーフティネットと孤独死,災害という日常の断絶に抗う住宅復興のあり方を問う,安住処140号,日本住宅会議関西会議(単著)2011/09
路地雑感,全国路地サミット2009 に寄せて,安住処135号,日本住宅会議関西会議(単著)2009/11
山麓密集市街地/神戸市東垂水地区の再生,被災集落の復興事業からその方途をさぐる,安住処,日本住宅会議関西会議(単著)2009/06
大きな変化は静かなプロセスに宿る,木南No.31(単著)2007
被災集落の復興事業からその方途をさぐるポスト震災の集住体 -歪められた集住の諸像-,INAX出版 (共著・編著(代表編著を除く)) 2002/01
被災都市のフィールドワーク,INAX出版 (共著・編著(代表編著を除く)) 2001/07
学会発表
2023/9 The Significance of Choice of Residence in Nuclear Accident-Affected Areas: What Choices Did Disaster Refugees Have Under Prolonged Evacuation? , Fukushima – International symposium on interdisciplinary investigations of the post-accidental situation, Campus Condorcet – Hôtel à projets et siège social.
2023/9 東日本大震災における災害公営住宅入居者の生活再建実態――「生活構造」の維持の視点から(日本建築学会学大会、近畿)
2022/8 原発被災地への帰還者の再定着過程とその実態――福島県双葉郡川内村旧避難指示区域の事例(日本建築学会大会,オンライン)
2021/8 東日本大震災における「孤独死」の発生実態,宮城県の応急仮設住宅および災害公営住宅の事例(日本建築学会大会,オンライン)
2020/8 東日本大震災における「孤独死」の発生実態(日本建築学会大会,関東)
2019/3 Le calamità naturali come motivo di cambiamento della politica urbana, Analisi dei problemi e una proposta: la costruzione di case, di iniziativa pubblica come un safety net(Comparative research project Italy-Japan HISTORICAL CITIES PROTECTION AND VALORIZATION,ボローニャ大学・追手門学院大学,イタリアボローニャ市)
2018/9 応急仮設住宅における「孤独死」の発生実態,阪神・淡路大震災と東日本大震災の事例(日本建築学会大会,東北)
2017/8 応急仮設住宅における「孤独死」の発生実態とその背景,東日本大震災における宮城県の事例を通して,地域安全学会東日本大震災連続ワークショップ2017 in 釜石
2016/10 中山間地域災害における災害公営住宅の集落別分散供給計画の評価,新潟県中越地震から10 年後の川口町の事例を通して(日本災害復興学会大会(2016・石巻))
2016/08 原発被災地における居住者の移動実態と再定住地選好の論点 -福島県川内村荻・貝の坂地区の事例を通して-(日本建築学会大会,九州)
2015/09 被災リスク下にある歴史的景観地区コミュニティの移転意向と生活行動実態 -和歌山県海南市黒江・船尾地区の事例を通して-(日本建築学会大会,関東)
2014/09 被災集落における避難プロセスと再定住地の選択肢形成の関係 -台風12 号豪雨災害後の十津川村の事例を通して-(日本建築学会大会,近畿)
2013/10 再定住地の選択肢を形成するための避難生活プロセスの条件 -台風12号豪雨災害後の十津川村の経験から-(日本災害復興学会大会2013)
2013/09 再被災リスク下にある居住地への帰還実態とその背景 -台風12号豪雨災害後の十津川村の経験から-(地域安全学会東日本大震災復興ワークショップ2013)
2012/12 南海・東南海地震による激甚被害が想定される沿岸地域居住者のコミュニティと高所移転意向,和歌山県串本町におけるケーススタディ(日本災害復興学会大会2012)
2012/09 南海・東南海地震の激甚被害が想定される沿岸地域の自主的な高台移転の実態とその背景(日本建築学会大会,東海)
2010/09 被災市街地の住宅セイフティネットにおける「孤独死」の発生実態とその背景 -応急仮設住宅と災害復興公営住宅の比較-(日本建築学会大会,北陸)
2009/08 集団移転事業による居住者の移転実態と生活変容に関する研究(その2)(日本建築学会大会,東北)
2009/05 福岡県玄界島の震災復興による島の空間特性の住民の生活変に関する研究(第24回地域安全学会研究発表会(春季))